5/01/2013

2013年4月に読んだ本



ビタミンF (新潮文庫)ビタミンF (新潮文庫)感想
ビタミンFather!
読了日:4月18日 著者:重松清






残り全部バケーション残り全部バケーション感想
展開といい、登場人物の描写といい巧いです。裏家業のなかにチラチラみえる人間ドラマやシュールさ。すぐに映像化されるんだろうけど、小説の良さを壊さないでほしいなあ。
読了日:4月17日 著者:伊坂幸太郎





おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)おおかみこどもの雨と雪 (角川文庫)感想
ファンタジーと言ってしまうには、いろいろ設定の細部が気になってしまった。
読了日:4月13日 著者:細田守







ラブコメ今昔 (角川文庫)ラブコメ今昔 (角川文庫)感想
有川ワールド炸裂。なんなのだこの胸キュンは!
読了日:4月12日 著者:有川浩







図書室の海 (新潮文庫)図書室の海 (新潮文庫)感想
「オデュッセイア」と表題になっている「図書室の海」どちらも空間と時間の旅を感じさせるのが良かった。
読了日:4月10日 著者:恩田陸






四十回のまばたき (幻冬舎文庫)四十回のまばたき (幻冬舎文庫)感想
初期の重松作品。結構な事件が起きているはずだが、登場人物の誰にも感情移入できなかった。冬眠の設定に少々無理があった、"って感じ"。
読了日:4月8日 著者:重松清






星へ落ちる星へ落ちる感想
新しい恋人との関係を始める(られる)ときと、前の関係を終わらせる(られる)とき。そんな過渡期の心の動き。誰かの嫉妬、不安、孤独、絶望の上にある新しい幸せはあるんだな。
読了日:4月8日 著者:金原ひとみ






SOSの猿 (中公文庫)SOSの猿 (中公文庫)感想
悪魔払い、引きこもり、株の誤発注、因果関係、そして孫悟空。こうも散らばったキーワードを物語としてまとめられるのはすごい。だけど、図書館本で良かったな。
読了日:4月6日 著者:伊坂幸太郎





KAGEROUKAGEROU感想
自殺しようとしている主人公が臓器提供会社のキョウヤに出会ってからのお話。死に向かって進んでいくが、明るさがあり、読了感も良かった。芸能人から作家になった著者だけに、作者の顔がちらつきすぎるのも考えものだ。
読了日:4月4日 著者:斉藤智裕







沖で待つ沖で待つ感想
デジタルの遺品整理について考えさせられる作品。星形ドライバーでハードディスクを開けて真空状態をなくし、さらに念のためにディスク自体に傷を付ける。なにかのときのためにおぼえておきます。
読了日:4月4日 著者:絲山秋子





おひとりさまの老後おひとりさまの老後感想
親と一緒に住んでいる時間約20年、配偶者と一緒に住んでいる時間30年ちょっと、平均寿命からすると意外に短いことに気づかされる。学生時代のひとり暮らしだけではなく、老後にもう一度ひとり暮らしがやってくるのか。結局、ひとりの時間を楽しめる気構えと、準備があれば良いのだな。
読了日:4月3日 著者:上野千鶴子




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