ヤマザキ マリ
ラテン語もペラペラのディアナ!羨ましいぞ。ルシウス思わぬ長期滞在でなにを学んで持ち帰るのか次巻も楽しみ!
ブラック・ティー (角川文庫)
山本 文緒
罪をテーマにした作品集。ちょっと日常でありえそうでぞっとする感覚がやめられず夜更かし2夜目で読了。
山本 文緒
罪をテーマにした作品集。ちょっと日常でありえそうでぞっとする感覚がやめられず夜更かし2夜目で読了。
山本 文緒
31通りの31歳女性の物語。ぱっとしないなあと思うのはそれぞれの話が短いからか?共感までいかないからか?そんな中、急逝した母、残された父と娘を描いた「庭」には涙がでた。
和田 竜
忍と武士の心理戦。裏の裏の裏をかくとはまさにこのこと!無門と大膳の対決、無門とお国の関係が巧みに描かれている。児玉清の解説は本編推薦文としても、読了後の余韻を感じながら読んでも素晴らしい。
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高野 悦子
二十歳の女性の日記。40年前の全共闘運動、タバコの煙、その世界観に共感できないし、むしろ嫌悪を感じるので読み進めるのが困難だったが、その中に見え隠れする彼女の思いはあまりにも素直だ。歳の割に成熟な面と、いわゆる女子大生的な未熟さ。危ういバランスだったんだろう。
田口 美貴夫
霧のサンフランシスコに着陸できなかった理由がこの本でようやく分かった。自動着陸できるカテゴリーの差のだったんですね。旋回を続ける機内から霧の合間に見えるアメリカの航空会社の着陸機を「なんで?」と思いながら見ていたが、その時の機内ではそんな説明はなしだった。それが分かっただけでも読んだ価値あり。 JALがフラッグシップで良い時代にパイロットをされてたんだなあ。田口さん。
夢枕 獏
山というフロンティアに向う男たちの話。死がすぐ隣にいる極限状態での登攀をすることでしか自分を表現できない男、表と裏の顔を持つネパール商人、昔組んだバディの妹、役者は揃った下巻が楽しみ。
夢枕 獏
いよいよエヴェレスト登攀の下巻。描写がしっかりしすぎていてまるで自分も一緒に登っているような錯覚をおこし酸欠、高山病、寒さを感じる。神々の山嶺は人間を寄せ付けない過酷で、美しい世界。
夢枕獏さんが「体内に残っているのは、もう、ない」とあとがきに書くほどの渾身の山岳小説。