マリアビートル
新幹線はやての中でおこる殺し屋達の遭遇、すれ違い、どこに向かっているのか読めない展開でぐいぐいページをめくらされた。それぞれのキャラが良い。特についてない七尾君が一番好きだ。グラスホッパー読まないとな。
読了日:07月29日 著者:
伊坂 幸太郎
もやしもん(2) (イブニングKC (126))
春祭、こんなイベントあったら素敵過ぎる。構内だけで自給自足できるのは農大ならでは。
読了日:07月26日 著者:
石川 雅之
もやしもん(1) (イブニングKC (106))
農大物語!今まで読んでいなかったのを後悔するほどの面白さ。最近、塩麹などの発酵食品が見直されているのも、もやしもんの影響と考えるのは行き過ぎだろうか?
読了日:07月25日 著者:
石川 雅之
パーク・ライフ (文春文庫)
読了日:07月24日 著者:
吉田 修一
調理場という戦場 ほぼ日ブックス
フランスへ料理修行に行った斉須さんの数店のお店を渡り歩く体験談。一料理人の外国での修行の様子が変に凝った演出をされることなく語られる。時折見せる喧嘩っ早い性格が人間臭く感じられて、まさに20代から30代の仕事を吸収する時期の様子が良く分かる。
読了日:07月20日 著者:
斉須 政雄
社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!
テーマのある旅。自分なりの視点を持つこと!タイトルだけで既に何が言いたいか理解できてしまう。ちきりんさんのブログ大好きで読んでいるけど、この本に関しては出版社の企画先行の匂いがする。
読了日:07月19日 著者:
ちきりん
夢をかなえるゾウ
ドラマを観た後での読書だったので、ガネーシャのイメージがすっかり古田新太。指南役がガネーシャ、何故か関西弁、と一味違う自己啓発本なので、記憶に残りやすくて良い。
読了日:07月15日 著者:
水野 敬也
家日和 (集英社文庫)
「家においでよ」で妻に出ていかれた夫が自分好みの家具を揃えていく感じが良い。学生時代にはお金がなくてできず、結婚してからは妻の手前できなかった自分好みのインテリアが実現していく。これはこれで幸せな子とだなあ。同僚が会社帰りについつい立ち寄りたくなる、居心地の良い部屋って素敵だ。
読了日:07月14日 著者:
奥田 英朗
イン・ザ・プール (文春文庫)
のめりこんだり、追い込まれたりする描写が上手くてするする読めてしまう。フレンズの主人公がケータイ中毒になっていく様子がたまらない。マユミさんは「空中」よりこの巻の方がキャラがたってますね。
読了日:07月13日 著者:
奥田 英朗
40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則
項目が50もあるので読み終わった後、で、何するんだっけ・・?とはいえ、先人のアドバイスはなるほどと思えるものも多いので、折に触れて読みなおして実践しよう。
読了日:07月12日 著者:
大塚 寿
空中ブランコ (文春文庫)
初奥田作品。とりあえずビタミン注射は痛そうだし、患者の一癖も二癖もある症状をはるかに越える伊良部先生の天真爛漫、破天荒な行動力。この人に関わってはいけない、遠くから眺めるのが一番だと思いつつも、こういう先生に助けてほしいかも。
読了日:07月10日 著者:
奥田 英朗
政治家の殺し方
なるほど週刊誌の派手なデマ記事に反論するには、法的手段をとる(時間と費用がかかる)、本を出す(誰にでも出きることではない)と負担ばかりが大きい。それでも今必要なのは改革者とそれを支える理解者。中田さんにはまた政界に復帰して欲しい。
読了日:07月06日 著者:
中田 宏
クライマーズ・ハイ
山岳小説かと手に取ったら、むしろ日航ジャンボ墜落時の群馬県の地方新聞社の話。事件をネタするマスコミの勘違いな体質、所詮は社内政治な構造は読んでいて嫌悪感を感じた。さらに主人公、悠木の愛されてこなかったことに起因する自信のなさ、魅力のなさが残念。
読了日:07月06日 著者:
横山 秀夫
モダンタイムス (Morning NOVELS)
あとがきにもあるように56回の連載、56個のお話を積み上げたようなものだという。だから読んでいて無駄な長さやだるさを感じたんだな。見ている物が真実とは限らないというエッセンスと、突き抜けた性格の妻のキャラが好きだ。
読了日:07月05日 著者:
伊坂 幸太郎
旅行者の朝食 (文春文庫)
何度読んでも万里さんの食べ物に関する表現力の豊かさと食にかける情熱には唸ってしまう。「伝説の銘菓ハルヴァ」は完全にこの本の影響で読むだけで生唾もの、是非どこかで食べてみたいけどあがったハードルに見合うものにめぐり逢えるかな。
読了日:07月04日 著者:
米原 万里
水の手帳 (集英社文庫)
母が亡くなったことをきっかけに家族の源流を探すために旅に出る妃手子。フランスに寄り道をしつつ、兄を訪ねてアフリカ行くところまでは多少わくわくしたがそこまでだった。
読了日:07月02日 著者:
伊集院 静
チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)
自殺願望者が生と死に向き合う1年間。取り乱さず、淡々とその日に向かっていくのが地味な展開で少々だるかった。死に対峙した時そんなに落ち着いていられるだろうか?そういうキャラクターだから1年待てるという話でもあるけど。「二十歳の原点」とのリンクが上手い。
読了日:07月02日 著者:
本多 孝好