12/02/2007

SFS Shostakovich Fifth Symphony with MTT

Program

-Shostakovich From Jewish Poetry
-Shostakovich Fifth Symphony

Conductor: Michael Tilson Thomas

前回のラフマニノフから一ヶ月。MTTと呼ばれるMusic Director Michael Tilson Thomasの公演を観に行かねばと計画を立てたのがショスタコービッチ5番。

5番は最初の出だしが超有名なのだが、それ以外の部分を知らなかったので、予習は必須。打楽器が目立つ派手な部分が多い曲。ということは2つの理由で今回はCenter Terrace(楽団の真後ろ)のチケットを取る。
理由その1:MTTをじっくり観たい(ただのミーハーだ)
理由その2:パーカッションセクションを間近で見たい
おまけの理由その3:チケットが$25と安い(本当はこれが大きい)

今回のプログラムはMTTのプロジェクトKeeping Scoreシリーズのひとつになるそうで、演奏前にMTT & SF Symphonyが曲の構成、解釈を説明してくれる。もちろん解釈などはさまざまな受け取り方があるので、押し付けがましくない形でこういう取り方もできるとMTTは語っていく。約30分のIntroductionの後、休憩を挟みいよいよ5番の演奏。さっきIntroductionで取り上げたフレーズが出て来るたびに、曲の理解が深まっていく。有意義な夜だった。


関 連 記 事



12/01/2007

「下妻物語」

図書館には毎週1回は確実にお世話になっている。日本の映画、DVDのコーナーもある。映画が2割、アニメ8割。アニメ作品はそれぞれがシリーズだったりして巻数を稼ぐので、棚に占める割合が大きい。

映画は黒澤明や小津安二郎といったクラッシックもの、伊丹十三、北野武といった監督の作品が並んで、最近のが少々置いてある。限られた作品の中で、日本にいたらきっと手に取らなかったであろう「下妻物語」に手を伸ばす。

正確には「Kamikaze Girls」というアメリカ人がきわめて安直な日本をイメージしつけたんじゃないかと思うような英語タイトルがついていた。「下妻・・じゃ訳せないにしても何じゃこのタイトルは?」とツッコミたい気持ちで手にとってしまったのだ。映画の存在は知っていたが、私は「下北物語」か何かだと勝手に思っていた。

予想に反して、結構面白かった。3回リピートしたくらい面白かった。ロリータファッションの深田恭子はイメージどおりだけど、土屋アンナのヤンキー役とそのエピソードがつぼにはまった。

食わず嫌いせずに試してみると良いこともあるみたいだ。


関 連 記 事