12/01/2007

「下妻物語」

図書館には毎週1回は確実にお世話になっている。日本の映画、DVDのコーナーもある。映画が2割、アニメ8割。アニメ作品はそれぞれがシリーズだったりして巻数を稼ぐので、棚に占める割合が大きい。

映画は黒澤明や小津安二郎といったクラッシックもの、伊丹十三、北野武といった監督の作品が並んで、最近のが少々置いてある。限られた作品の中で、日本にいたらきっと手に取らなかったであろう「下妻物語」に手を伸ばす。

正確には「Kamikaze Girls」というアメリカ人がきわめて安直な日本をイメージしつけたんじゃないかと思うような英語タイトルがついていた。「下妻・・じゃ訳せないにしても何じゃこのタイトルは?」とツッコミたい気持ちで手にとってしまったのだ。映画の存在は知っていたが、私は「下北物語」か何かだと勝手に思っていた。

予想に反して、結構面白かった。3回リピートしたくらい面白かった。ロリータファッションの深田恭子はイメージどおりだけど、土屋アンナのヤンキー役とそのエピソードがつぼにはまった。

食わず嫌いせずに試してみると良いこともあるみたいだ。


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