9/30/2012

9月に読んだ本

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)
カフーを待ちわびて (宝島社文庫)感想
島ののんびりとした空気を感じられるファンタジー。不器用な主人公をじれったく思い、励まし応援したくなる。求めよ、さらば与えられん。
読了日:9月30日 著者:原田 マハ


テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)感想
こう活劇風にしちゃうと、物語の終わりに向かっているようです。この後、以前のほのぼのお風呂漫画には戻りにくいのでは?
読了日:9月28日 著者:ヤマザキマリ



銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)感想
チーズ担当吉野ちゃんが好き。酪農と畜産の相乗効果ホエー豚、どんな風になるのか興味津々。
読了日:9月28日 著者:荒川 弘




銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)感想
「苦労して手に入れたお金、賢い奴は自分の成長のために使う。」御影のおばあちゃんの言葉通り、八軒は初めてのバイト代を「豚丼」を買うことに使うことに決める。生き物を食べるということを自分で考えて、納得しようとする姿勢が良い。
読了日:9月28日 著者:荒川 弘

マルチーヌおばさんのいえへ (ファランドールえほん (18))
読了日:9月22日 著者:ジルベール・ドラエイ,板谷和雄

マルチーヌはじめてのじてんしゃ (ファランドールえほん (19))
読了日:9月22日 著者:ジルベール・ドラエイ,板谷和雄
マルチーヌかぜをひく (ファランドールえほん (17))感想
仏語版を購入したので、比べながら読み直し。
読了日:9月22日 著者:ジルベール・ドラエイ,板谷和雄
マルチーヌりょうりのべんきょう (ファランドールえほん (19))感想
マルチーヌ本の中で何度読んだか数えきれないほど一番好きな作品。ミルクをふきこぼして失敗することもあるけど、子供にも作れるレシピにどんどん挑戦する姿が可愛い。
読了日:9月22日 著者:ジルベール・ドラエイ,板谷和雄



銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)感想
自給自足、何でも揃うエゾノー。ピザ作りの材料も(石釜まで!)揃う。日本人向けのピザにはゴーダが合うというくだりを読んでから、試したくてしょうがない。
読了日:9月20日 著者:荒川 弘




銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)感想
農業系マンガということで、「もやしもん」に続いてはまった作品。札幌の進学校からやってきた八軒君の目線から見る農高の世界が新鮮。読んだ後は卵かけご飯が食べたくなる。
読了日:9月20日 著者:荒川 弘



遺品整理屋は見た!遺品整理屋は見た!感想
死は誰にでも平等にやってくる。その後の後始末まで出来ることなら準備しておきたいが、こればかりは計画通りには行くとは限らない。ひょっとして最後にお世話になるかもしれない業者さんの仕事内容を知っておくのは良いことだと思う。
読了日:9月10日 著者:吉田 太一


完璧な病室 (中公文庫)完璧な病室 (中公文庫)
読了日:9月10日 著者:小川 洋子






君と一緒に生きよう君と一緒に生きよう感想
人も犬も関係ない。命あるものに対する人間の高慢さ、残酷さがある分、その反対に救いや愛情があることを感じさせてくれる。
読了日:9月10日 著者:森 絵都



ホルモー六景 (角川文庫)ホルモー六景 (角川文庫)感想
東京にもホルモーがあったんだ!
読了日:9月9日 著者:万城目 学




プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)感想
大阪を舞台とする壮大なファンタジー。作者のみならず、大阪人の地元愛が強いので、こんなのもありだなと納得しそうな作品。大阪城を見るたびにこの物語と、それぞれの大切な物を守ろうとする人々のことを思い出しそう。
読了日:9月7日 著者:万城目 学


彗星物語 (文春文庫)彗星物語 (文春文庫)感想
宮本輝のハンガリー取材の成果は数冊の本になったが、これは舞台を日本に移して描いた作品。大家族の城田家にハンガリー人留学生ポラージュという異分子が加わることで、様々な化学反応が起きる。読了感の良い作品。
読了日:9月5日 著者:宮本 輝


悲しみよこんにちは (新潮文庫)悲しみよこんにちは (新潮文庫)感想
さすが複雑なお年ごろ。セシルの未熟で、真っ直ぐで、残酷な描写が良い。それに負けないぐらい自分の気持に正直な父、レエモンのキャラもすごい。だからこそ毎年のバカンスがドラマになるんだろうなあ。
読了日:9月5日 著者:フランソワーズ サガン,朝吹 登水子,Francoise Sagan


まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)感想
飄々とした感じのお兄さんの多田と行天。軽く読むのに良い。
読了日:9月3日 著者:三浦 しをん




妊娠カレンダー (文春文庫)妊娠カレンダー (文春文庫)感想
3編ともに共通するのは、食べ物がひたひたと寄ってくるような不気味な存在で出てくること。こういう世界観芥川賞好みなんだろうな。私はむしろ嫌いです。
読了日:9月2日 著者:小川 洋子



ザ・万歩計ザ・万歩計感想
5章のマジカル・ミステリー・ツアーはその名の通り旅エッセイ。憧れのモンゴルでの遊牧民生活で、自身の生活力のなさに理想と現実が乖離していく。こうやって経験しながら自分を知る旅っていいな。そもそものこの旅に行くきっかけになったモンゴルのサイトの管理人にメールをだしたとこといい、万城目氏なかなか行動力がある。
読了日:9月2日 著者:万城目 学


ああ言えばこう食うああ言えばこう食う感想
もう15年近く前の往復エッセイ集。だけど、きっと二人の仲の良さは今も変わっていないのだろうなあ。率直に言い合えて、食べるのが好きというのは長く付き合うのに重要なポイントだと思う。
読了日:9月1日 著者:檀 ふみ,阿川 佐和子




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