7/29/2010

シリコンバレー・オーケストラ Summer Pops



サンフランシスコシンフォニーの夏プログラムも楽しんだので、今回は地元シリコンバレーのオーケストラも。毎年夏に無料の野外コンサートを行う Silicon Valley Orchestra。前々から気にはなっていたものの、ホールに足を運ぶまでにはいたっていませんでした。

お気に入りのクラッシックラジオ局KDFCでジョン・ナカマツがピアノのラプソディー・イン・ブルーを流すことが多いので、そのピアニストの名前は前からチェックしていました。その彼とシリコンバレーオケのラプソディー・イン・ブルーが生で聴ける機会とあって、友人N夫妻を誘って、ピクニックご飯も持っていざ、サンノゼ州立大学へ!構内の広場(4th + San Carlos st) にはステージが組まれてあり、既に常連さんが折り畳み椅子を持参して、通路以外の芝生エリアが埋まっています。レジャーシート組の私たちはギリに(正確に言うと私たち夫婦は完全に10分ほど遅刻)行ったので、座れたのは2ブロック目真ん中。

この日はアメリカンポップス。昔懐かしい映画音楽で気分が高まってきたところで、ジョン・ナカマツ登場!お?小柄なおじさん?特に指揮者のPeter Jeffeが大きいのでさらにそう思う。親しみがわいたところで演奏が始まるのだが、遠目に観て(聴いて)いても素晴らしかった。途中サンノゼ空港の近くなので飛行機が頻繁に着陸する。コンサートに飽きた子供たちが追いかけっこをして遊ぶ。そんな邪魔も全部ひっくるめて、野外のコンサートですからっていう勢いがあった。

アンコールなしの1時間20分のコンサート。こうやって夏を楽しめるのは幸せだなあとしみじみ思います。

7月24日 19:00~ "American All Stars"
指揮者 Peter Jaffe
ピアノ  Jon Nakamatsu
演目 Craig Bohmler   Overture 1-5-0
           Duke Elington  Take the A Train
           Aaron Copland   Rodeo: Saturday Night Waltz & Hoedown
           Leonard Bernstein   Mambo from West Side Story
           Elmer Bernstein     The Magnificent Seven
           George Gershwin   Rhapsody in Blue
           John Williams     Raiders of the Lost Ark 


関 連 記 事



7/27/2010

エアルームトマトだらけな幸せ

ファーマーズマーケットにカラフルなエアルームトマトが並ぶ季節になりました。

去年も毎日のように食べていたけど、今年は夢の箱買いを目指します!!触ってみて柔らかい完熟のやつは、切って、「かけぽん」となじませるたけで、驚きのトマトだれになります。(柚子胡椒を効かせるとさらに良い)それを、冷たい素麺や饂飩にかけると夏の味です。

エアルームトマトだけを使ったトマトソースも絶品です。にんにくを潰して軽くオリーブオイルに香りをつけたところで生トマトから鍋にかけると、かなりの水分が出ますが、気長にコトコト。私は煮込みながら自然に剥がれてくる皮を取ります。最初の量から約半分ぐらいに煮詰まったところで、塩こしょう、醤油で味を整えます。食べる直前に、McEvoyのオリーブオイルをたら~り。ああ、書いているだけでも生唾が・・。


見ているだけで幸せ♪ もっとトマトを勉強しよう!と心に誓った夏でした。



関 連 記 事



7/25/2010

SFS Summer & the Symphony




SATC (Sex and the City) ならぬSATS (Summer & the Symphony)。今年の夏のサンフランシスコシンフォニーの夏プログラムです。定期公演とは違い、カジュアルな雰囲気で若手の指揮者、ソリスト、そして惜しみない演目が楽しめる、というもの。

定期公演は人気曲ばかりで構成しないですよね。それだと聴衆が育たないし。超メジャー曲が1曲あると、やや難解な曲がセットでついてくるというような。(いや、私にとっては難解ということなんですが・・・)

さて、夏プログラム。デービスシンフォニーホールの中には巨大な向日葵のディスプレイ。楽団員も黒シャツ、黒パンツとラフにまとめていていつもと感じが違います。


7月18日 14:00~ "My classic Tchaikovsky"
指揮者 Donato Cabrera
バイオリン Chad Hoopes
演目 Tchaikovsky Romeo and Juliet Fantasy-Overture
                                   Violin Concerto
                                   Capriccio Italien
                                   1812 Overture

バイオリンコンチェルトのソリストChad Hoopes君は16歳。第一楽章が終わった段階で待ちきれないお客さんが拍手。それで硬さがとれたのでしょう。第二、第三楽章はのって、のびのびした演奏。幻想序曲ロミオとジュリエット、イタリア奇想曲はイタリア旅行前の気分を盛り上げてくれるのに役立ったし、序曲1812年は本当に盛り上がりました。大砲「どっかーん」の部分はパーカッション隊のところにコンピュータが用意されてあり、そのボタンを押すと大砲音が鳴るというもの。(思わず身を乗り出して確認した)センターテラス裏に設置された6台のスピーカーを通して再現されていました。センターテラス席のパーカッションのすぐ後ろに陣取っていた私たちはお腹の辺りに地響きを感じながらクライマックスの部分を堪能しました。


7月23日 20:00~  "My classic Russian Composers"
指揮者  Alondra de la Parra
ピアノ   Joyce Yang
演目    Glinka   Overture to Ruslan and Ludmila
            Rachmaninoff  Piano Concerto No.3
            Mussorgsky (arr. Ravel)  Pictures at an Exhibition

この日はロシアンナイト!派手な序曲ルスランとリュドミラで華々しく始まった。ラフマニノフはピアノコンチェルトの3番。3番・・・。長くて、盛り上がりのメロディが2番に比べると少ない。実はちょっと苦手な曲。でも、韓国出身のジョイス・ヤン聴かせてくれました。最後のムソルグスキー 展覧会の絵。
パーカッション隊が活躍する曲は大好きです。

指揮者のドナート・カブレラ氏とアロンドラ・デラパッラ氏、若手の方は、最後の挨拶のときもテラス席への配慮も忘れない。そういうのって嬉しいものです。






関 連 記 事



7/16/2010

旅ブログがちょっと形に

旅行好きな私と夫は、駐在期間中も、日本にいるときも、いつでも全力で旅を楽しんでいます。

その旅をまとめたブログを作りました。といっても進行形です。直近のものから記事を書いていき、どんどんバックデートして更新していきます。

よろしければ、旅aggioもみてやってくださいね。


関 連 記 事



7/07/2010

Jazzと霧と花火と

7月4日、アメリカでは独立記念日です。イメージではBBQと花火なんですが、友人Fさん夫妻が「Fillmore Jazz Festivalがあるよ!」と声をかけてくれて、夕方から合流することに。

実は夏のサンフランシスコは太陽のカリフォルニアのイメージとは違い、肌寒くなることが多いんです。この日もサウスベイは28度ぐらいあるのに、サンフラン22度とか。冷たい風が吹いてました。


Fillmore Jazz Festivalはサンフランシスコ日本町の近くを南北に走るFillmore Stで行われます。
幾つかに分かれているステージ。坂の傾斜をうまく利用して見やすい観客エリア。寒さ対策と、アスファルトに心地良く座る用意をすれば万全の体制で楽しめます。Fさん夫妻に良い場所も取ってもらっていて、間近で生ライブを堪能しました♪

サンフランシスコのJuly 4thの花火はPier39とギラデリ前のピアの2ヶ所から同タイミング、同内容で打ち上げられます。それも、音楽連動♪ 独立記念らしく、アメリカ~な曲がどんどん流れます。
Born in the USA, West Side Story Americaとか。


わかります?霧が流れこんでくるので、上のほうがぼうっとなるんです。それも花火の尺が大きくなればなるほど、見えにくくなる(苦笑)という、ある意味非常にサンフランらしい花火です。



星条旗カラー


ギラデリGも祝日モード

花火自体は9時半スタートの20分間のショー。もちろん日本の花火と比べると小規模ですが、なにせ寒い中見るので、ちょうど良いと思います。


関 連 記 事



7/01/2010

Dance 10!

今年で24回目になるFoothill CollageのDance Divisionによるダンスショー。今回のタイトルは”DANCE 10" タイトルの由来はミュージカル「コーラスライン」の中で歌われる「Dance 10, Looks 3」。決して私たちのグループがLooks 3ってわけではない。ダンスは誰より好きだし、魅せるよ!っていう意気込みを伝えたいタイトルです。

カンパニー定番ナンバー Fosse  "Rich man's Frug"

Patrick Swayze Tribute "Time of my Life"

Michael Jackson Tribute "Thriller"

学生時代の部活の合宿のような感じ。時間も、体力も、気力もつぎ込んだショー。プレッシャーに負けそうになったり、ダメだしで凹んだり、励ましあったり、褒めあったり。すべてが貴重な経験になりました。

観に来てくださった皆さま、ありがとう!!


関 連 記 事