テルマエ・ロマエ２巻を入手！

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ

やはりちょっとだけネタが尽きていく感じが否めない２巻。
でも、まだ面白く読ませていただきました。今、HBOの「ROME」（米英合作の大河ドラマ）と塩野七生「ローマ人の物語」にはまっているので、このマンガは古代ローマの世界でほっと一息入れるのはうってつけ。本作中のゲルマン人がローマ市民権を得てローマに住む、文化的軋轢が生まれるあたりはよく描かれているなあ、と感心。






テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ

古代ローマの風呂技師ルシウスが日本のお風呂限定でタイムトラベルする物語。毎回日本のお風呂の技術、知恵を持ち帰り、ローマで再現すると、大評判になる。

この限られたネタ設定で、全力で描き切った１巻。生真面目なルシウスがいろんなアイディアを見るたびに感じる敗北感、尊敬の念。お風呂好きな日本人としては心くすぐられずにはいられません。既に１巻でウォシュレットまで出てきたときには、もう２巻のネタは残っていないんじゃないかとちょっと心配になりました。

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ベイエリアで感じる漫画に関するちょっとした不便は漫画喫茶がないこと。日本の本の値段が約1.5倍すること。ゆえに新しい本を買うときに慎重にならざるをえないこと。

漫画喫茶に関しては去年？だったかなSF日本町に漫画喫茶あったんですけどね、オープンから1年程度で残念ながら閉店しちゃった。（新作の品揃えがいまいちだったので結局私も2回ほどにしかいかなかった。）　今、漫画を買うときの参考は賞やランキング上位の作品、とかなり保守的です。

このマンガがすごい！（宝島社）
マンガ大賞2010