テーマはチャイコフスキーの音楽で3つの全く違った小作品を見せるというものです。
All-Tchaikovsky San Francisco Ballet!
THEME AND VARIATIONS Choreography: George Balanchine Conductor: Martin West Vanessa Zahorian, Taras Domitro WINTER DREAMS Choreography: Sir Kenneth MacMillan Conductor: Martin West Piano: Michael McGraw Masha, Vershinin: Sofiane Sylve, Tiit Helimets Irina, Olga: Maria Kochetkova, Lorena Feijoo Kulygin: Damian Smith Tusenbach, Solyony: Garen Scribner, Vitor Luiz TRIO Choreography: Helgi Tomasson Conductor: Martin West Lorena Feijoo, Vitor Luiz Dana Genshaft*, Ruben Martin Cintas* Anthony Spaulding* Maria Kochetkova, Gennadi Nedvigin |
1, Theme and Variations
バランシン振り付け作品。衣装は古典的なんだけど、振りは現代的。
2, Winter Dreams
帝政ロシア末期あたりを感じさせる作品。原作はチェーホフの「三人姉妹」。
オーリガ、マーシャ、イレーナの3姉妹を中心だが、人生に倦怠と不安をもって生きていく。そうやって希望を失った人々が、それでも明るい未来はくると信じながらも、静かに一日を終えていく様子を描いた作品。全体的なトーンは暗いけどしっとりとした印象を残す作品です
特筆すべきは、この作品の演奏はすべて舞台上で行われるとこです。
薄いスクリーンの向こうに食堂の風景を再現しています。その両サイドにバラライカ(三角の胴体をもつロシアの弦楽器)、マンダリン、ギターとピアノが配置されていて、演劇的です。
3, TRIO
この作品で一番気に入ったのが衣装!コスチュームデザインはマーク・ザッポーネが担当していますが、柔らかいシフォンの生地を重ねたドレスはターンの度に華が咲くようで美しい。
第1ムーブメント
ロレーナ・フェイホーとビクトール・ルイスのラテンコンビが一番好きでした。衣装は赤系でまとめられていて、主役2人は落ち着いた赤、Corpsは紫がかった赤。左にスリットが入っていて、ディベロペする度にため息
第2ムーブメント
印象が薄い・・・
第3ムーブメント
マリア・コチェトコーバとジェンナーディ・ネドヴィジンのロシアコンビも素敵です。茶色ベースの衣装は膝丈のドレス 動きも力強さを押し出した振り付け
モダンバレエなんて絶対寝てしまう。と以前思っていたんですが、観だしてみると実はとても楽しい。芸術的なアスリートのバレエダンサーの身体能力がいかんなく発揮されていてとても良い刺激を受けます。
●観劇前のごはん♪♪♪
Hayes & Kebab
ヘイズ・ストリートに気がついたらできていた地中海~中東料理のお店。カフェ風で気軽に入れます。店員さんが皆中東系でフレンドリー。
・Spanakopita ($4.50) パイ生地でフェタチーズとスピナッチを挟んだ物
・Falafel Plate ($6.95) ひよこ豆のファラフェルにハムスとパセリのサラダ(タボーレ)
・Lamb Shish Kebab ($12.95) ラムのシシュケバブ
Hayes & Kebab
580 Hayes Street
San Francisco
TEL 415-861-2977
3 件のコメント:
よかったよね~。
私はTheme and Variationに釘付けやったわ。
同じ作品をいろんなダンサーで観てみたい!
いつへさん
うん、今回のプログラムもなるほど納得の構成だったね。次回がまたまた楽しみ!まだキャスト発表されてないんだよね?
キャストはまだやねー。
人間離れしてるMariaかなぁ。
でもちょっとCoppeliaのイメージではないかも、とも思いつつ。
気になるねー。
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