2/02/2011

寒い冬に「牛すじどて焼き」

火事で休業中のDittmer'sの復活を待つ間にこちらの記事を。

この冬は圧力鍋も買ったから牛すじのどて焼きが作れる~。

・・・でも、肝心の牛すじ肉を売っているのを見たことがない。この時期、日本ならおでん用として既に串刺しになった状態で売られているイメージがあるんですが。そもそも英語ですじ肉ってなんていうのかも知らない。という超初歩的なところから調査開始!

・調査1
バイリンガルの友人Iちゃんに聞いてみる。
Iちゃん「なんていうんやろー、でもミツワで売ってたからこの間買ったよ。」
私 「ラベルなんて書いてた?」
Iちゃん「SUJI・・・」

さすが日系スーパー、ミツワ。その情報を早速もらって無事SUJIは購入できたんですが、ちょっと遠いミツワまでいつも行くわけではないので調査続行

・調査2
辞書を引いてみた。
shank 脚(牛、羊などの)すね肉
gristle (食用肉中の)すじ、軟骨様のもの
tendon 腱(けん)

恥ずかしながら初めて聞く単語ばかり。ちゃんとメモって一番品揃えが多そうな肉屋Dittmer'sに行くと、・・・・ありました。

Veal、子牛のすね肉。子牛だけにお値段はちょい高め。$9.99/lbs

そして、その姿にちょっとひく・・・。これは正に輪切りになったスネですね。なるほどこの状態で売られていたら気がつかないわけだ。骨の周りには「すじ」の部分が付いています。


・牛すじどて焼き

1,圧力鍋で下準備として、加圧15分茹でる。
2,自然に圧が抜けたら、取り出し臭みを取るため水で丁寧に洗い、細かく切る。
3,圧力鍋を洗って、再登場
4,大根、こんにゃく、細かく切ったすね肉に、醤油、みりん、味噌、水を加えて
5,再び加圧20分
6,最後に余分な水分を飛ばして、ネギをちらす


久しぶりに堪能~。輪切りのshankだと軟骨部分が少ないので、どうやってその部分を多く購入するかが今後の課題。


実はこのあとWhole FoodsでもShank(Beef, Veal,Lamb各種)を見つけ、こっちの人はどうやって調理してるんだろうと思っていたら、ヒントはあのイタリア料理!(なんかこの書き方正解はCMの後で!みたいな感じでだめだな・・・・)


Osso Buco(オッソブーコ)でした。Ossoが骨、Bucoが穴。穴の開いた骨の周りのスネ肉を煮こんで作るオッソブーコ。なるほどね。あの切り方は正にオッソブーコ用。どて煮~と思って探しだしたから同じ部位が使われていると気が付きませんでした。次回はオッソブーコに挑戦しよう!


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2 件のコメント:

Emi さんのコメント...

なるほど~。Shunk、Osso Buccoか!使い道は…。ちょっと前に、Osso bucco風煮込みを普通の牛肉で例の圧力鍋で作ったけれど、骨付きの方が断然美味しくなりそうな気がするわ。

shinisimo さんのコメント...

Emiさん

最近ぜんぜん冬らしくないけど、今のうちに作っておこうと思う一品。Dittmer'sはどうやら2月いっぱい休業のようで寂しいです。